盗まれる大学:中国スパイと機密漏洩無料ダウンロードkindle
盗まれる大学:中国スパイと機密漏洩
本, ダニエル ゴールデン
平均的な顧客フィードバック : 3.6 5つ星のうち(4人の読者)
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盗まれる大学:中国スパイと機密漏洩無料ダウンロードkindle - メディア掲載レビューほか 普通の留学生がスパイに いまアメリカの名門大学で起きていること アメリカの大学では卒業シーズンになると、ジョブフェアがキャンパスで開催される。そこにはCIAやFBIも看板を掲げ、他の一般企業と並んでオープンに職員を募集している。「私が本に書いたのは、それとはまったく違う、ハーバード大学などアイビーリーグの名門大学で隠密に行われている諜報活動です。CIAなどは国務省職員というような虚偽の身分を使って大学院生になりすまし、大学に留学している外国人をエージェント(情報提供者・スパイ)としてスカウトしているのです」 著者のダニエル・ゴールデン氏は高等教育の分野に長年の実績があるジャーナリストだ。近年、アメリカの大学を舞台に、諜報戦が激化しているという。「2012年に発覚したデューク大学で起きた事件の場合、中国人大学院生は端から情報を盗む目的で留学し、その研究室にあった装置の複製を作り、盗んだ情報をもとにして中国で起業し、大成功しています。大学側は彼の怪しい行動にまったく気づいていませんでした。いま、アメリカにいる中国人留学生は30万人ほど。教育の大規模なグローバリゼーションが起きて、留学生が流れ込んできました。大学はオープンな場なので諜報活動の格好のターゲットになっています」 ハーバード大学ジョン・F・ケネディ公共政策大学院にはアメリカ人が3分の1しかいない。他は外国人留学生。もっともその特徴はアメリカ側にも利益をもたらしているようだ。「留学生とは言え、多くはその国の政府から派遣されてくる場合が多い。彼らの目的の一つはお互いに人脈を作ること。そこでCIAは虚偽の身分を使ってスパイを送り込み、外国人留学生と親しくなるのです。親日家で有名なジョセフ・ナイ氏のように、政府と大学を出たり入ったりしているアメリカ人もいるので、CIAと気づかれません」 外国人は留学が終わって自国に戻った後、大学で昵懇(じっこん)の間柄になったアメリカ人から連絡を受けて情報提供を依頼されることがあるが、まさか相手がCIA職員とは知るよしもない。本人も知らない間にスパイになっているとゴールデン氏は言う。「まさに大学というオープンな教育機関を悪用したアメリカ諜報機関と外国との情報戦です。防ぐ方法はありませんが、大学がその脅威に自覚的に対応することで、被害の拡大を抑えることができるはずです」評者:大野和基(週刊文春 2018年04月26日号掲載) 内容紹介 孔子学院の設立などで大量の留学生をアメリカに送り込み、工作員としてアメリカで人脈を広げ、また研究者を情報と合わせて高額の費用で招く中国。 それに対して二重スパイのスカウトや情報工作員を大学内に送り込むCIA――― 日本でも他人事ではない大学の実態を、綿密な取材から明るみに出した告発の書! 目次 はじめに FBI、大学へ行く 第一部 アメリカの大学に潜入する外国の諜報機関 第1章 「透明マント」 第2章 中国人がやってくる 第3章 祖国をもたないスパイ 第4章 いびつな交換留学 第5章 上海で罠にはまって 第二部 学界に潜入するCIAとFBI 第6章 生半可なスパイ 第7章 CIA、お気に入りの学長 第8章 偶然を装う出会いと媒介役のフロント企業 第9章 アイヴィーに隠れて 第10章 「私のおかげで刑務所行きを免れている」 第11章 スパイのいない聖域 謝辞 参考文献 原注 ■著者略歴 ダニエル・ゴールデン(Daniel Golden) アメリカのジャーナリスト。ハーヴァード大学卒業。現在はProPublicaの副編集長を務める。『ウォール・ストリート・ジャーナル』のボストン支局副支局長時代、有名大学への裏口入学を暴いた連載記事により2004年、ピュリッツァー賞ジャーナリズム部門受賞。またブルームバーグで彼が編集した、企業の税金逃れを告発した記事により、2015年、同社は初めてピュリッツァー賞を受賞。 内容(「BOOK」データベースより) ピュリッツァー賞記者が暴く諜報機関と名門大学の深い闇。孔子学院の設立などで大量の留学生をアメリカに送り込み、工作員としてアメリカで人脈を広げ、また研究者を情報と合わせて高額の費用で招く中国。それに対して二重スパイのスカウトや情報工作員を大学内に送り込むCIA―日本でも他人事ではない大学の実態を、綿密な取材から明るみに出した告発の書! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ゴールデン,ダニエル アメリカのジャーナリスト。ハーヴァード大学卒業。現在はProPublicaの副編集長を務める。『ウォール・ストリート・ジャーナル』のボストン支局副支局長時代、有名大学への裏口入学を暴いた連載記事により2004年、ピュリッツァー賞ジャーナリズム部門受賞。またブルームバーグで彼が編集した、企業の税金逃れを告発した記事により、2015年、同社は初めてピュリッツァー賞を受賞 花田/知恵 愛知県生まれ。英米翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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各国※諜報機関が、アメリカの名門大学と海外分校、更には学界そのものを舞台に行っているスパイ合戦を解説。知的財産を狙う中国やアメリカの外交政策に大きな影響を与えたキューバ。そして本書ではあまり実績が明らかにされないロシア。中国系アメリカ人をスパイに転向させようとするFBI捜査官。ハーバード・ケネディスクールとCIAとの蜜月関係。等々の実例が挙げられている。全般的に物語調で読みやすいが、時折、時制がおかしい箇所や主語が分かりにくい箇所等があり、その点は残念。しかし、全体的にはアメリカ名門大学と同国諜報機関との関係の歴史的背景も解説されており、中々興味深い内容。お勧めです。※アメリカ、中国、キューバ、ロシア等
de ダニエル ゴールデン
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